腎臓病が悪化した場合、最終的な治療法として選択されるのが腎臓移植です。
腎臓移植となると不安を隠せない方が多いですが、
移植後の腎臓が機能する確率は、生体腎臓移植後5年で約8割、
献腎臓移植後ですと約7割といわれています。

そもそも、生体腎臓移植と献腎臓移植のどちらを選択するかによって、
大きく腎臓病の治療の内容が変わってきますが、
まずは生体腎臓移植から簡単にみていくことにしましょう。

生体腎臓移植の場合、
腎臓が提供されるのは自分の血縁者や配偶者などの身内となります。
基本的には1つの腎臓を提供してもらうこととなりますので、
提供してもらう家族の体にも負担を掛けることになります。

一方、献腎臓移植はどうでしょうか。
これは、亡くなった直後の方の腎臓を提供してもらう方法です。
様々な基準が設けられているため、自分の病状とは関係なく
ドナーが見つかるまでは待ち続けなければなりません。

また、見つかったとしてもHLAという白血球の型ができるだけマッチしている必要がありますので
いずれにしろすぐに手術を受けることができるわけではありません。

尚、献腎臓移植を希望する場合は、
日本臓器移植ネットワークに登録しておくことが条件となっています。
医師の指導のもと、手続きを早めに行っておく必要があるといえます。

このように、一言で移植と行っても非常に大変な手術だといえますが、
手術に成功し資料が上手く行くと健康な人とまではいかなくとも
腎臓病を患っていた頃よりも健康的な生活を送ることが可能となります。